日経が史上最高値を更新。半導体や自動車株が外国人に買われていることが背景のよう。正直、こんなに上がるなんて思っていなかった。VOICYで聞いた青空投信代表の方によると、日経がここまで伸びると思っていた日本人は少ないとのこと。
日経平均先物を買っておけばよかった、と後悔しても仕方ない。
戦略としては、中小型株のPBR1倍割れの企業でガバナンス・ROE改善姿勢を見せている企業を中心に買いを入れていく。投資を効率的にやるために決算日が近い銘柄から見ていく。オンライン四季報で以下を抽出。(PBR1倍以下+300K以上の出来高)
- 半導体・化学が伸びる。まだ高値感がないため。
- 脱デフレやカバナンス改善を受け、海外投資家が日本株を買っている
- PBR1倍割れ・具体策が未開示の企業は、株主還元や成長投資の強化を発表する可能性高い
- 1実績PBRが1倍以下、2自己資本利益率が低い 3余剰キャッシュを持っている
- 「円安」ではなく「円弱」の時代。稼ぐ構造が輸出から投資へ
- 欧米はコロナ後、消費急拡大による急激なインフレをおさせるため、利上げを繰り返した
- 日本と欧米で金利差が広がり、円安に。
- インフレが収束したことで、米欧は利下げを予定しているが、円高傾向が見られない
- 円高スパイラルの構造が崩れている⇨日本の貿易赤字が常態化しているため、輸入企業の円売り>輸出企業の円買が起きている
- さらに、新NISAの影響で、外貨資産への投資が急拡大。円売り需要が発生。
- また、中国からの観光客が減ったことも、円買いが起こらない要因。
出典 日経ヴェリタス 833号